【剣盾s8 最終64位 レート2115】最強竜と電子レンジと自信に溢れたこいのぼり
こんにちは、こんばんは、おはようございます、わたりんです。今回はポケモン剣盾s8シングルにおいて、前期に続く最終2桁順位という満足できる結果を残すことが出来たので記事にしたいと思います。良かったら見ていってください。
【構築・最終順位】
TN わたりん 最終64位 (レート2115)
TN Over 最終206位
【構築経緯】
前期結果を残すことができた珠ドラパルトを使おうと思ったが、ポリゴン2の存在により通すのが難しいと考えたため、対面サイクルどちらも仕事できる襷ドラパルトを採用。
次に、相棒枠であるロトム。個人的に現環境1番刺さっていると思っているヒトムを採用。環境トップのトゲキッスに強いことが大きな理由の一つ。
次に、ドラパルトやロトムとサイクルを回しやすい威嚇ギャラドス。後に記述するが、威嚇から自信過剰に変更した。エースバーンやゴリランダーに強いという点で採用に至った。同時に、環境に多いパッチラゴン対策と、電気の一貫を切れるカバルドン。ギャラドスと相性が良く、物理エースバーンへの安定した引き先として採用した。
ここまでで、ラプラスやドラパルトに荒らされそうだと考えたので、安定した引き先となるポリゴン2を採用。解禁ポケだし、正直入れ得だろうと思って適当に入れた。
この構築に至るまでポリゴン2でのTODに本気で腹を立てていたので、後出しでポリゴン2を起点にできるポケモンを探した。フェアリー枠も欲しいところで、残飯ニンフィアに辿り着き、即採用。対面ならばウーラオスにも強い。
【個体解説】
ヒートロトム@オボンの実
特性:浮遊
性格:穏やか
157(252)-×-128(4)-137(92)-159(140)-109(20)
ボルチェン/オバヒ/悪波/悪巧み
HD:特化珠トゲキッスのダイロック耐え
C:悪巧みオーバーヒートでH振りカバルドン確定
S:ミラー意識
最初はスカーフ型で使っていたが、ポリゴン2とトゲキッスに厚くしたかったため、FFの方に教えてもらったHD悪巧み型に変更。教えてもらった型ではSを準速60族抜き(52振り)まで振っていたが、個人的にそこまで振る必要性を感じなかったのでいつもの20振り。削った分は耐久に回した。正直メリットを感じなかったので教えてもらった振り方で良かったかもしれない。ゴリランダー、トゲキッス、ポリゴン2に対して強く出れるのが強かった。また、耐性が優秀なため、意外とエースバーンに隙を見せないのが偉かった。
ドラパルト@気合の襷
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
163-189(252)-95-×-96(4)-194(252)
ドラアロ/ゴダイブ/不意打ち/蜻蛉帰り
A:耐久無振りエースバーンをドラゴンアロー+珠ダメ+半減不意打ちで確定
耐久無振りウーラオスをドラゴンアローで確定二発
S:ミラー意識で振り切り
B<D
最も初手に投げやすいポケモン。襷+高火力+先制技で対面性能が高く、不利対面は蜻蛉帰りで逃げて襷を温存させることができる。初手ダイマックスが多い環境で、確実にダイマックスターンを2ターン枯らせるのが優秀(襷持ってりゃみんなそうか笑)。有利対面は安定行動、引いてきたら蜻蛉帰りをするだけでもかなり強い。不意打ちを持つことで、削ったエースバーンやミミッキュを縛る動きも強力だった。特性はクリアボディで使ったが、すり抜けの方が良い場面もあったためどちらでも強い。
ギャラドス@命の珠
特性:自信過剰
性格:意地っ張り
171(4)-194(252)-99-×-120-133(252)
アイヘ/滝登り/飛び跳ねる/地震
A特化
S:準速キッスやミラーを考え振り切り
余りH
サイクルが回しやすく、環境に刺さりやすいだろうと威嚇で使っていたが、火力不足を感じたり、結局死に出しミミッキュにやられてしまうことが多く、アイアンヘッドを入れることで少しでも抗えるようにしようと考えた。ジバコイルやパッチラゴン意識の地震も入れたいと考えたとき、フルアタ以外に選択肢がなかった。深く考えず、最大火力で気持ち良くなりたかった。環境に威嚇ギャラドスが多いからか、ケアされないこともあり、簡単に破壊できる試合もあった。
カバルドン@アッキの実
特性:砂嵐
性格:腕白
215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67
吹き飛ばし/ステロ/地震/なまける
HB特化
余りD
自分としては自慢の技構成。第一にエースバーンへの後出しを考え、アッキHBを確定させた。エースバーンを受けたいためなまける、ギャラドスの補助となるステロ、安定打点の地震までは確定。ラストの枠は初めはあくびで使っていたが、アッキカバルドンは引っ込める動きが弱いため、居座って行動することを前提に考えた。居座って行動する際、ラムトゲキッスやラムギャラドスの起点となりたくなかったため、吹き飛ばしの採用に至った。相手視点、カバルドンのなまけるを見てふきとばしを切って行動してくることが多かったため、ふきとばしが通りやすかった。有利対面でステロを巻き、吹き飛ばしで強引に裏のポケモンを見れれば、ギャラドスやヒトムを通すプランが立てやすかった。
ポリゴン2@進化のきせき
特性:ダウンロード
性格:控えめ
191(244)-×-112(12)-172(252)-115-80
自己再生/トリル/トライアタック/れいび
H:16n-1
C特化 余りB
調整は特になし。火力重視で、トリルを入れているのでアナライズではなくダウンロード。ダイマしたり、対面で強い型としたかったため、C特化での採用。トリルを入れることで、ダウンロードでCが上がっていれば抜きエースになることもできる。また、自身で殴らずとも、構築に低速、中速ポケモンが多いため、トリルでの切り返し性能が高かった。ダイジェット環境でのトリルが純粋に強くて使いやすいと感じた。残りの技構成は、安定火力のトラアタ、ドラパパッチゴリラへの打点としてれいび。
ニンフィア@食べ残し
特性:フェアリースキン
性格:控えめ
201(244)-×-103(140)-150(52)-151(4)-89(68)
ハイボ/マジフレ/瞑想/身代わり
H:身代わりのH最大、奇数
HB:A特化珠ドラパルトのダイホロウ確定耐え
A182(陽気)ウーラオスの鉢巻暗黒強打残飯込みで2耐え
S:4振りアマガ抜き
余りC
ポリゴン2を後出しから起点にするために採用した。ポリゴン2にニンフィアを投げると、分かっている相手は起点にされる前に裏のエースバーンやゴリランダーに即引きしてくるため、引き際に負荷をかける火力が少しでも欲しかった。よって残りは火力に振った。ポリゴン2入りの構築には積極的に選出していった。1度瞑想を積めばダイマックス性能も高く、トゲキッスに比べて弱点が少ないために、フェアリー枠として優秀なポケモンだったことは間違いない。
【基本選出・立ち回り】
相手の構築にエースバーン、ゴリランダー、ポリゴン2、ウーラオス、パッチラゴン、トゲキッスなどがいるときにはほとんどこの選出だった。ポリゴン2やトゲキッスを意識するならヒトム、ギャラドスが先に展開出来そうならば積極的にギャラドスを選出していた。ポリゴン2に対してニンフィアを投げ、瞑想や身代わりで詰むか、交代読みでハイパーボイスを打つことで裏に負荷をかけ、襷を残したドラパルトやヒトム、ギャラドスで詰めに行くようにした。
相手の構築にラプラス、ウオノラゴン、パッチラゴン、ドリュウズなどがいるときはこの選出だった。ラプラスを安定して受けられるポケモンがポリゴン2しかいないため、ラプラス入りにはポリゴン2を選出するよう意識した。構築的にウオノラゴン、パッチラゴン、ドリュウズが重いので、先にギャラドスを展開するか、ポリゴン2のトリルを絡めて突破した。
基本的には対受けループ。カバルドンでステロを巻いたり、吹き飛ばしで相手の裏を見つつ裏のギャラドスで詰める。ギャラドスに対して出てきやすいバルジーナ、クレベースなどに強いヒトム、ニンフィアを裏に添え、積極的に釣り交換や交換読みを通して崩していく。
【終わりに】
今期は最後まで勝ち方が分からないシーズンでした。構築の強さと最終日の上振れのおかげでなんとか2桁順位は取れたものの、シーズン中盤までは3桁をキープすることもできず、苦労のシーズンでした。辛い中、FFや窓の方々のおかげで、何とか最後までモチベを保つことができました。本当にありがとうございました。
これからも@wata__pokerinnをよろしくお願いします🙇♂️